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商品名:　[13885] SEEVERT: 2002 YAMAHA YZR M-1 Marlboro Yamaha Team

#170629P

制作：柴田製作所／イラストボード／W420 x H297／オフセット4色印刷

税込価格 840円ポイント：33pt (4%) ご利用方法

1949年の世界選手権ロードレース創設以来、その最高峰だった500ccクラスがなくなり、990ccまでの4ストロークマシンと500ccまでの2ストロークマシンの混走となった新生MotoGPクラスの初年度・2002シーズンに、ヤマハは2種類のワークスマシンを走らせた。ひとつは、従来どおりの2ストロークV型4気筒エンジンを積むYZR500。もうひとつが、この、新しい4ストローク並列4気筒エンジンを積むYZR-M1である。新生MotoGPマシンを開発するに当たって、ヤマハでは、その性能目標を従来の500ccGPマシンよりも少々高い程度に設定していたようだ。このため、排気量はフルサイズの990ccではなく900ccとされ、寸法もレイアウトもYZR500に非常によく似た車体に、新しく開発した4ストローク並列4気筒エンジンを搭載していた。吸入方式も、ライバルの多くが電子制御フューエルインジェクションを採用するのに対し、専用設計のケーヒンFCRキャブレターを使用するなど、特異な構成のマシンだった。2002シーズンのヤマハ勢は、ワークスチームのYZR-M1が2台、サテライトチームのYZR500が4台という陣容であり、同社マシンのユーザーが駆るYZR500を、ワークスチームのYZR-M1が性能的に圧倒してしまうのは好ましくないという配慮も、新生MotoGP開幕当初にはあったのだろう。しかし、とくに動力性能面でのライバルとの差は予想以上に大きく、シーズン中盤以降は、排気量を増大したニューエンジンの投入、電子制御フューエルインジェクションの採用、4ストロークエンジンの特性に合わせた新しいディメンションのフレームの投入などが行われ、デビュー当初とはまったく異なるマシンに進化した。このイラストレーションは、マールボロ・ヤマハチームのエース、マックス・ビアッジが駆った'02シーズン最終モデルである。優勝2回、2位4回、3位2回他の成績を収めたビアッジは、215ポイントを獲得してシリーズランキング2位を獲得した。

柴田製作所とは？
鈴鹿サーキットでのポストカード販売を皮切りとして、1994年より一貫して国産モーターサイクルを題材とするイラストレーション複製品を制作。ホンダコレクションホール、ヤマハコミュニケーションプラザなどのミュージアムアイテムとして永続的に採用されている。

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